2007年6月30日土曜日

右往左往


この本は元東大寺の管長、故清水公照さんの旅日記です。
経本作り24ページの絵日記と100ページの随筆集から出来ています。
私が大阪のナニワ印刷にいたときに作りました。
制作依頼を受けたとき、上司に相談したら無理だといわれた。
あきらめの悪い私は、製版・印刷・製本の担当者と二週間にわたって協議。
絵日記は9~11色単独で抜き出し黒だけは2色の13色刷りとする事が決まりましたが、それだけの多色刷りに耐えられる和紙が無い。
金沢の手漉き和紙で12色刷った話を聞き、早速金沢に行き職人さんと話をして、一週間後に見本を50枚届けてもらうことになった。

試し刷りを公照さんに見て頂くと、それまでカラーの4色分解しか見ていなかったので大層喜んで頂き、画帳の表紙に絵を描きたいと仰った。

急遽、表紙は鹿皮に変更し、四方金で京都で製本することになった。
300冊限定、売価5万円、阪急古書の町の「リーチ書店」での限定販売となった。

出来上がるまでの三ヶ月、トラブルの連続だったが、305冊を東大寺に持ち込み、公照さんが一日で全ての表紙を書き上げた。
そのスピードとパワーに驚き、次々と湧いてくるイメージに感動を覚えた。
多色刷りの画帳と洒脱な随想が評判を呼び、この本は一ヶ月で完売となった。
その後私の手元に届いたのがこの本、ナンバーは0番、感謝状が添えられていた。
毎年一冊、10冊まで続けたいと書いてあった。

私が広島に帰郷するまでに3冊の0番が手元に残った。
残りの7冊は自腹で購入したが、最後の10冊目が発刊された時、
公照さんから最後の0番が届き、未だに覚えていてくださったのかと感激したのが懐かしい。

諦めない性格はこの頃に作られたのかもしれない…


追記:カッパブックスの日本の珍本・稀本にこのシリーズが紹介されてました(^^

2007年6月29日金曜日

伝説のロックバンド復活!

町支寛二君と劉哲志君のライブを満員にする実行委員会のお願いです。
~~~~~~~~ 劉(山崎)君からのライブ情報 ~~~~~~~~
7月7日●「カンフル罪&劉哲志ライブin広島」開催決定!!
2007年7月7日(土) 18:00 Start 前売券:¥4,000 当日¥4500
会場:広島市南区民文化センター・スタジオ

「町支寛二と劉哲志(元・山崎貴生)の時を超えたコラボレーション」
~今宵限り、この瞬間、グルックス復活!!~
~町支君、山崎君、高橋君の3人は広島修道高校時代、グルックスと いうバンドを組んで広島フォーク村で大活躍していました。この日は お二人に当時を再現してもらいましょう!~
※チケット予約、問合せ先は詳細はメールでお問い合わせください。 mail:mamapro@grape.plala.or.jp

7月8日●劉哲志 ソロライブin広島
2007年7月8日(日) 18:30 開場 19:00 開演 ¥3,000(飲み放題) 会場:楽座 730-0032 広島市中区立町6-1 立町ウィング BF1-A TEL:082-246-1019 url :http://www13.ocn.ne.jp/~rakuza/
mail:rakuza@herb.ocn.jp

2007年6月27日水曜日

青春の残り火か?

倉庫を整理していて高校から大学時代の本が段ボール箱の中から出てきた。

特に大学時代は読みあさり、古本屋で買っては売りを繰り返した中で、出てきたのが坂口安吾の10冊。
『堕落論』は終戦後の暗澹たる世相の中、戦時中の倫理を否定し、「堕ちきること」を肯定する内容で、次に読んだのが『不連続殺人事件』。

これで完璧にはまった。
以来読み続け、「家康」「道鏡」のような歴史物から『白痴』等読みあさった。

あれから、どんなジャンルの本も読みあさるようになった。
特に夜中、読んでない本が数冊ないと落ち着かなくなり、
今もその状態…

会社員でなければ必要経費で落ちるだろうに、
読書減税というのもあっても良いよなぁ…


青春の残り火が、今日、燃え上がった。
そして、心が元気になった…

2007年6月26日火曜日

嫁がガマになった!

大事な愛妻の口に中に蝦蟇(ガマ)腫ができた。
唾液腺の出口が詰まって袋状になり腫れて痛いらしい。
本人は舌ガンかもしれないと悩んでいたようだが、手術で簡単に取れるそうだ。ただ再発しやすく、唾液腺自体を全摘した方がいいそうだ。
たいした手術ではないが全身麻酔で10日~14日の入院が必要。
唾液腺は他にもあるし一つくらい摘出しても、生活には差し障りがないが、口の中の手術のため、術後の流動食が必要で入院も長くなるそうだ。

ここで困るのは、自宅に残るむさい二人の男。
洗濯は?掃除は?食事は
分担の事を考えると頭が痛くなってくる…息子と二人きりの食事…何を話そうか?
ああ、頭が痛い…

嫁の有り難さを、思いっ切り感じる今日この頃だ…

しかも明日は税務署が12年ぶりにくるしねぇ…(。ヘ°)ハニャ

2007年6月24日日曜日

恐怖の「おまき」が来た!

母は妻の同級生。
名古屋で就職中に年下の旦那と出来ちゃった婚。
「おまき」を出産後数年で離婚し広島に帰ってきた。

「おまき」は「おこちゃま~」と言われるのが大嫌い
母と「今日もきれいね~」とほめ合うのが大好き
息子を兄のように慕い、ついて回るが息子は迷惑そう
英語とそろばん・ダンスを習う小学一年生

母は「離婚組ゆうこ(名前)三人衆」の一人で、耳を動かすのが特技
この三人衆、シングルマザーながら一人娘を育て、結構楽そうに生きている。

それでも時々、日頃の憂さ晴らしに我が家へお泊まりする。
しかも突然!

そうなると我が家は「おまき姫」主体の二日間となるが、
息子も文句も言わず、それなりに楽しんでるようだ。

ワインを飲みながら、夕食は寿司の出前が定番で、
「おまき」は一人前をペロリと平らげた後、
ブーブークッションでいろんな音をご披露し、
お尻の震える感触を楽しみながらご満悦だった。

今はご就寝中につき、我が家も平穏を取り戻し、
静けさの有り難さを実感しています…

2007年6月22日金曜日

恵みの雨かと思ったら…

四国の早明浦ダムは貯水率15%なんて話だけど、広島も雨が降らない。
今朝からの雨も小降りになってきて、もう止みそうだ。

梅雨入りしてからというもの、どこが梅雨なのかというくらい、降らない。
降ったとしても2~3時間パラパラと降るくらいですぐに上がってしまう。

いつもなら1週間に2度くらい雨で中止になるプロ野球も、順調に日程消化し、
交流戦4勝17敗の体たらく…

川や田圃の水は減り続け、農作物への影響が懸念される。
時たま降る少量の雨は車や窓ガラスを汚すだけで、
蒸し暑さだけは残る。

小雨のおかげで東広島の放火は続き、犯人は不明のままだ。
コンビニ等が無い地域ばかり狙うので、防犯カメラにも写ってないらしい。

私の住んでるビルも吉本興業が空き巣に入られ、警察で不審人物は居ないかと4時間もビデオを見させられた。

最近の嬉しいことといったら、税務署が12年振りにきたけど1日だけの調査で、
土産もなしに帰ってくれたこと。
それも、嬉しいことなんだか悲しいことなんだかわからないけどね(--;)

長雨は心を暗くするけど、少ししか降らない雨は心を蝕みますね。

2007年6月21日木曜日

はてなリングってなあに?

もりもりさんのまねをして「フィードメーター」を付けた。クリックしてみるとランキング300の中に「はてなブログ」がかなりランクインしている。
私も「はてなブログ」を持っているのでその秘密を探ってみたら、一つに「はてなリング」というものがあった。「はてなリングは懐かしい、でも新しい、Web 2.0 時代の「ウェブリング」。RSSフィードとソーシャルブックマークをベースにコミュニティを築きます。リングのロゴをブログに貼って、みんなでブログの輪を作りましょう。 」と説明書きがあり早速チャレンジしてみました。はてなブログではなくこのブログでも出来るようで、一種の相互リンクと友達の輪が一緒になったようなものですね。







とりあえず参加してみました。はてなブログを持ってなくても無料登録すれば、参加できます。

2007年6月19日火曜日

父の日のプレゼント


これは息子からプレゼントされた鉄の置物です。
今は会社の机の上にあり、ペン立てとして使ってます。少し嬉しい(^。^)

私の住んでる町内では、ビルの建設が4件進んでいる。
取り壊しているもの基礎工事をしているもの鉄骨を組み上げてるものと様々あり、
日中はもちろん夜中までうるさい!
特に取り壊しのダダダダダッという音は頭に響く。

自分のマンションの工事もうるさかったに違いないが、四つが同時進行というのは堪える。
当然、道路規制もあり会社に行くときは一苦労だ。

この建設ラッシュは景気回復の現れと考えれば、少しは我慢が出来るけど、
一日も早い完成と平穏を取り戻したいものだなぁ~

2007年6月16日土曜日

Googleを超す企業出現か?

検索サイトと言えば日本では圧倒的にYahooが強く、SEOの仕事をしていて60-70%はYahooからのアクセスで、Yahoo対策が一番の課題となる。
世界ではGoogleが圧倒的で、あのビルゲイツ会長が「ライバルはIBMではなくグーグルだ」と言い。2006年の通期の売上は前年対比73%増の106億ドルになる、巨大企業だ。
Googleに追いつき追い越せと言うのがPowersetキーワードでなく、文章で検索。はてなのロボット化。人口知能、言語処理等を駆使してGoogleに挑んでいる。
つまりGoogle、Yahooで検索しようとすれば、単語をスペースで開けながら幾つも並べて検索するが、Powersetでは、「広島の流川で安くて美味しいお好み焼きはどこ?」と文章で書けば検索できるのだ。アメリカでの評判は上々で検索スピードが快適であれば、これから伸びていくだろうと言われている。残念ながら、日本語版は未だなので利用できない。
共同創業者のバーニー・ペル最高経営責任者は「インターネット検索でグーグルをしのぐであろう」と述べている。
そう簡単に行くもんかと思ったが、Googleが出来たのは9年前のこと。9年間で100億ドルを突破したことを考えると、スペース区切りより遙かに検索効率が良い文章検索は魅力的だ。

2~3年すれば世界を席巻するかもしれない。要注意企業の出現だ!

2007年6月14日木曜日

それは女性社員の妊娠から始まった。

女性社員が妊娠をした報告ついでに、
やっとの思いで出来た子供に悪い空気は吸わせたくないと全面禁煙のお願いがあり、
分煙でしのいできた我が社も、ついに全面禁煙となった。

ヘビースモーカーの私は、家・車・会社と禁煙になり、
肩身の狭い生活が始まります…

外国ではバスも禁煙を宣伝しているようで、
今や自由に吸えるのは飲み屋だけですね~

もう、禁煙した方がいいよなんて無粋なコメントは無用です!

2007年6月10日日曜日

息子が修学旅行から帰ってきた。

修学旅行で一番楽しかったのは遊園地だったらしい。
遊園地で何の勉強をするのだろうと思ったら、先生が作成したプリントにディズニーランドの秘密と表題があった。

ディズニーランドには鏡がない
自分を見て我に返らないため(トイレの洗面台から少し離れた場所にはある)

ディズニーランドには時計がない
時間を忘れて楽しんでもらうため(一部時計あり)

ディズニーランドには600人もの清掃スタッフがいて、300人交代でそうじをしている
夢の国にゴミが落ちていてはいけない

ディズニーランドは24時間稼働している
日中はゴミ拾い。夜間は水をまいてブラシ掃除、トイレ掃除など

ディズニーランドには秘密クラブや地下通路がある
秘密クラブといってもいかがわしい物ではない

ディズニーランドの入り口は一つ
映画を途中から見るとおもしろさが半減してしまうのと同じで、エントランスから盛り上げる演出のため

スペースマウンテンには裏ルートが存在する
安全バーが正常に作動しなかった場合などのための緊急避難ルートがある

行列はジグザグに作る
行列を長く感じさせないように何回も折り返しをつけ、進んでいる気持ちにさせる

ディズニーランドは、敷地内から外部の風景が見えないようにしている
夢を壊さないため。ホテルは全て12階建て

ディズニーランドには落葉樹がない
夢の国なので、桜のように、春に花が咲き、夏には青々とした緑、秋には葉っぱが散って、冬には枝だけ・・・という時の移り変わりを感じるものはふさわしくない

ディズニーランドでは従業員と呼ばずにキャストと呼ぶ
お迎えする側の人間(キャスト)がゲストに感動を与えるため

ディズニーランドは常に未完成
常に夢を追いかければ、いつまでも完成するはずがない

取材で行っても、ミッキーはずっとミッキー
決して、取材スタッフの目の前でミッキーになったり、ミッキーから違う何かになったりはしない。

15万坪のパークと10万坪の駐車場には自動販売機を置かない
自動販売機は便利だけれど、感動は与えない。機械と人はコミュニケーションができない

さすがディズニーいろんな事を考えてるんだな~
リピーターが多いのも納得!
私の勉強になりました

2007年6月7日木曜日

子供のいぬ間に-2



写真はベロタクシーです。ドイツ製なので乗降口は右側にあり、人力で走る三輪車です。


丁度「浴衣できんさい祭り」を流川の近くでやっていたので、他人にジロジロ見られながら二人で乗りました。人が歩くスピードと同じくらいなので、観光客の外人さんと道連れでした。


「浴衣できんさい祭り」は「とうかさん」と呼ばれていたけど、6月10日にするのを6月の第一金曜からの三日間に変更になり、名前も変わりました。稲荷を”とうか”と呼んだからとか10日にするからとか言われてきました。


不思議な神社で圓隆寺という寺の境内にあり、稲荷神社にお参りして圓隆寺の本堂へと導かれお金を取られます。商魂の逞しさが、梅雨をさけ10日から前に持って行ったのだと思っています。


この祭りは浴衣の着始めといわれ多くの若者が集まります。昔、暴走族と警察の大立ち回りで、全国に名を馳せましたが今は大人しいようです。



今日は息子も帰ってくるので、静かな二日間は終了致します。(--;)

2007年6月5日火曜日

子供のいぬ間に


息子は修学旅行中、
久しぶりに二人で食事に行った。

息子の食べ物を気にせず、大人の食事だ。

写真は「おこぜ」の刺身。
漢字では虎魚と書きます。
顔はグロテスクだが、さっぱりとした中に適度な歯ごたえと味が隠されている。
刺身以外の部分は後で唐揚げか味噌汁にしてくれる。

そして食事を楽しんだ後は、こじゃれたBarでワインを楽しみ、本当に久しぶりの夫婦だけの時間を堪能しました。

2007年6月3日日曜日

浮気現場がテレビ中継?

 ビーチで浮気相手といちゃついていたイタリア人男性がヘリコプターに向かって手を振ったところ、妻に浮気がばれてしまった。ヘリコプターは自転車ロードレースの生中継中だったのだ。

 地元のマスコミによると、男性は若い浮気相手とイタリア北部のビーチで楽しいひとときを過ごしていた。しかし自転車のロードレース、「ジロ・デ・イタリア」を中継していたヘリコプターが上空に飛んできたのが運の尽き。手を振る男性にカメラがズームイン。二人の姿はそのまま生放送された。

 これを男性の妻の弟がテレビで見ていた。弟は男性と映っていた女性を姉のはずだとてっきり思い込み、携帯に連絡したところ本人は一人で家にいた。
 すっかり日焼けした男性が家に戻ったとき、待ち構えていたのは怒り心頭した妻だった。【ローマ 25日 ロイター】



女性を見ると口説かないといけないのがイタリア男。
こんな事ではへこたれません。手を振って堂々と浮気をします。

でも、日本では気をつけましょうね…Mさん・Tさん!