2008年5月28日水曜日

広島市安佐動物公園のツキノワグマ、クラウド君

クラウド
6年前イノシシ用の罠に親子でかかりました。
母熊は罠から逃れようと、大暴れをしていました。
小さな子グマを連れたお母さん熊は、特に危険なことで知られていますが、このような状況では、あまりにも危険なため、親子をわなから出してやることもできません。
お母さんグマは仕方なく射殺されてしまったのです・・・・。

残された子熊は捕獲地の名前からクラウド(雲)と名付けられ、広島市安佐動物公園へ預けられました。

母のいない寂しさからか、一人遊びを覚え、手で木の枝を回すようになったのです。

そしてカンフーかバトン回しのような遊びは、たちまち子供達の人気を集めました。

広島カープ栗原選手のバッターボックスの仕草とよく似ていたので、栗原選手から赤と黒のバットを貰い、今ではバットを廻しています。

大人の一人遊びと言えば、パチンコ・スロット・競馬・競輪と家族が喜ぶものはありませんが、クラウド君の一人遊びのおかげで、動物園は大喜びです。

ムチと飴で仕込まれた芸は悲しさを感じますが、一人遊びのクラウド君は楽しそうです。

動画はここにあります。


ちなみに私は悪い一人遊びは一切いたしません。
本当です!