2008年4月25日金曜日

悲しき官製談合…

「官製談合」というと政治家や官僚が関与し、予定価格などの秘密を漏らして賄賂を得るというのが普通だが、広島にはもう一つの「悲しき官製談合」が存在する。

1.呉市の庁舎の建設では。
 庁舎の建設でデザインはA社、価格はB社の時、B社に落札させながらA社のデザインを取り入れて建設した。

2.公立高校の制服の場合
 制服が変更となり、デザインはA社に決まったが事務長と教頭の意見により落札はB社に決定。A社のデザインから線を増やしたり襟の形を少し変えて製作した。

3.印刷の場合
 市・県も印刷発注時に一番安い会社に落札させるが、著作権に関わるようなデザイン・写真について前年度他社が作成した物を、使うように暗に指示し価格を下げようとし、問題が生じた時には「そういう不正行為をするとは思わなかった」と逃げる。

など、書けばキリがない位あります(;_;)

市も県も財政赤字を抱える広島では、こんな事が普通なのです。
予算を削るために、違法行為だと分かっていても横行しています。

訴えれば済むことなのだが、官公庁からの入札に呼ばれないことを恐れてしまう。
業者は泣くことになるが、得をするのは市民・県民と考え遠慮をしてしまう。
アメリカでは制裁金という形で多額の損害賠償に出来るが、
日本ではそれにより遺失利益・慰謝料しか出ず少額訴訟となり、時間の無駄と考えてしまう。

お金が無いための官製談合。
得をするのは市民・県民。

こんな悲しい官製談合が広島には存在しているのです…



私のところでこんな事があれば、必ず訴えます。
自腹を切っても訴訟します!
(今のところ無いけどね…)



でもそういえば、最近入札に呼ばれる回数が減ったような気が…(((((((・・;)サササッ



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